
決算期で、仕事に追われたサラリーマンのよしお。久しぶりに恋人のA子さんが遊びに来て、ゆっくりした休日を過ごしています。そこでよしおが取り出したのが、アパート経営について取り寄せた資料でした。
「よしお、あなたサラリーマンでしょ。ただでさえ仕事が忙しいのにアパート経営なんてできるの?」と詰め寄るA子さん。資料は、パンフレットやDVD、グッドデザイン賞をダブル受賞したという「デザイナーズアパート」などがあります。よしおは苦笑いしながら、「ちゃんとこれで予習したんだから」と、まるでクライアントにプレゼンするように説明しはじめます。
アパート経営のコツとリスク分散
この資料を取り寄せる前に、ネットでさまざまなアパート経営について調べていたよしお。どのサイトも多くの情報が詰まっていましたが、ある大手のサイトは「コンセプトが明確なんだ」と、A子さんに納得させます。
よしおが注目したのは、その経営システムです。好立地で高い入居率を誇り、グループ全体でのサポートで支えるという3本柱は、ストンと腹に落ちるものでした。さらに「サラリーマンでも少ない頭金で経営できるし、場合によっては頭金ゼロでも可能なんだ」。
「でもちゃんと入居者が入ってくれるの?」というA子さん。「アパートは1棟あたりに対して複数の部屋があるから、仮にいくつかの部屋が空室になったとしても全体として家賃収入が黒字になるようにすればいいんだ。会社の経営と同じさ。赤字部門を黒字部門がヘッジするんだ」と、よしお。「この大手は全国の主要都市に拠点があるから、資産を地域で分散するリスクヘッジも可能なんだ」。
頭金ゼロでもアパート経営可能
「でも資金は?多額のローンなんて組めるの?」と、まだ不安があるA子さん。大手だからこそ、多数の金融機関との長年の取引実績があるため、他社より安い条件や頭金ゼロでもローンが組める仕組みを提供しているのが特徴で、「僕のような30代前半のサラリーマンでも安心なんだ」と、よしおは説明します。
アパート経営は、土地と建物をセットにした資産形成が大切ともいえます。例えば中古マンションの1室に投資しても、老朽化に伴い価値が下がり、売却や建て替えなど容易ではありません。一方、アパート経営なら、建物が老朽化しても「駅から近い価値のある土地」が確実に資産として残ります。アパートからは定期的な家賃収入があり、安定した利回り・キャッシュフローを得られます。アパート経営は「ローリスク&ロングリターン」であり、将来こうした土地が残り、長くメリットが残る投資と位置付けることができるでしょう。
入居率を上げる秘策、デザイナーズアパート
ここまでよしおの話を熱心に聞いていたA子さん。違うパンフレットを手に取り「わあ、なんておしゃれな部屋!」と目を見張ります。「いくらいい経営システムでも実際に住むのは借りる人だよね。こんな部屋に住みたいと思うアパートがあればメリットが大きいよね」。
上述のような大手の “デザイナーズアパート”は、ロフト付きスキップフロアタイプやメゾネットタイプなどを揃え、住む人の目線に立ってデザインされた、機能的で「居心地がいい」空間といえます。築20年以上の物件を含め「入居率98%超」であり、さらに木造アパートしては画期的な劣化対策等級2に適合、自社施工で「品質管理」と「コストダウン」を実現するなど、グループとしての真骨頂となっています。
ここまで説明したよしお。しかも「もしも僕に万が一のことがあっても大丈夫。アパート経営でローンを組むと、生命保険の代わりにもなるんだ」。「団体信用生命保険のことね。でもまだ結婚してないわよ」と笑うA子さん。でも、意外にしっかりしたよしおの一面を見て、今までとは違ったイメージを持ったようです。
次へ続く
【サラリーマン勉強日記】シリーズ
・アパート経営ってなんだ??サラリーマンよしおの勉強日記 #1(ネットで調べてみた編)