
第7位 ワシントンDC(米国):205億ドル 前期比+9.1%
言わずと知れた米国の首都で、ホワイトハウスや連邦議会をはじめとする政治の中枢機能が集中している街です。人口は突出して多いわけではないものの、国際的に最も影響力が強い国の政治の中心であり、不動産市場には海外の投資マネーも大量に流入しているものと考えられます。
第6位 東京(日本):255億ドル 前期比-35.8%
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、競技関連施設の建設やインフラの整備はもとより、都内のあちこちで大規模な再開発が進められています。しかし、意外にも前期比では大幅な減少を示しました。とはいえ、それでも6位にランクインしており、今後も引き続き不動産市場への資金流入が続く公算が大きいです。
第5位 パリ(米国):257億ドル 前期比+9.0%
イスラム過激派によるテロ事件の頻発で、観光業は大きなダメージを被っているようですが、不動産市場にはその影響が及んでいない模様で、投資が活発化しています。特に最近は相場が相対的に割安な郊外エリアへの投資マネーが増えているようです。
第4位 サンフランシスコ(米国):305億ドル 前期比-5.7%
観光地としても世界的に有名ですが、この街から自動車で1時間程の場所に位置しているのがシリコンバレーであり、人的かつ資金的な交流も活発なようです。ツイッターやウーバー、エアビーアンドビーなど、世界を席巻する有力ベンチャー企業も多数輩出しており、不動産市場も活況を呈している模様です。