女性にこそ向いている堅実不動産投資

(写真=Elnur/Shutterstock.com)

自立して生きていこうとしている女性は増えています。自分で稼いだお金を好きなことに使いながら、しっかり貯金もするという姿勢は、堅実な暮らしを志向する女性そのものであるといえます。そんな女性たちの中で、これまで敷居が高いと言われた不動産投資に、今、熱い視線が集まっています。

賃金・年金が低いのに男性よりも長生き

厚生労働省発表の平成27年簡易生命表によると、日本の男性の平均寿命が80.79歳、女性の平均寿命が87.05歳と過去最高を更新しており、その年齢差は6.26歳となっています。それだけ日本女性が年々長寿になっているにもかかわらず、男性よりも平均して賃金が低くなりがちで、かつ出産や育児などで就業期間が短くなる可能性が高いことなどから、年金支給額が少ないケースが多いといえます。

また、内閣府が行った「国民生活に関する世論調査(平成26年度)」によると、日常生活の中で悩みや不安を感じている人は、男性が65.0%なのに対し、女性は68.2%と上回っています。その回答の中で、悩みのトップは「老後の生活設計について」となっており、男性が54.3%、女性が60.9%とこちらもまた女性が男性を大きく上回っています。

働く女性を対象に、サンケイリビング新聞社が行ったWebアンケート(2012年)によると、将来の不安において「年金」がダントツの1位という結果になっています。

上記の結果からも、いかに女性が老後の生活や年金に不安を覚えているかということがわかるでしょう。

もしものときのための準備を

働く女性たちにとっての不安は、急なリストラや病気などで「もし自分が思うように働けなくなり収入が大きく減ってしまったときにどうするか」ということだといえるでしょう。また、配偶者のいる女性(専業主婦を含む)の場合、「夫にもしものことがあったときにどうするか」などという不安があることも想定できます。

それらのためにも、自分の給与収入や配偶者の収入以外で、別の安定した収入源を確保しておくが重要となるでしょう。

女性こそ大家に向いている

もともと女性は、適切な住環境をより正確にイメージできるといえます。例えば、夫婦で住まい探しをするときに、女性の意見が非常に重要視されるケースが多いことでしょう。なぜなら、日々の食事などの買い物、子どもの教育環境、日中の騒音など、基本的に女性目線で家族としての住み心地を重視します。特に専業主婦の場合は、日中も家にいることが多いため、騒音などは非常に気になることでしょう。

これらのように、女性は男性以上に、実生活をより具体的にイメージした中で住み心地を精査する傾向が強いといえます。その感性があるからこそ、明確に賃借人の気持ちになることができるため、女性こそ大家に向いているといえるのではないでしょうか。

堅実な不動産投資を

不動産投資は金融商品投資と違って、実際の「モノ」であることが非常に重要です。すぐに換金できたり、大きな値上がりが狙えるわけではありませんが、家賃収入を堅実にコツコツと得続けることができます。また、節税対策にも有効であるほか、自分に万一のことがあった場合でも加入保険などによって、家族に借金のない「モノ」としての資産を残すことができる、いわば「生命保険代わり」としての機能もメリットの一つといえるでしょう。

年々長寿になっている女性は老後に不安があり、もしものときのための準備が必要だと考えています。また、住み心地を正確にイメージできる感性が備わっていることからも、長期間におよぶ不動産投資は、まさに女性向きの投資といえるでしょう。

女性にこそ向いている「堅実な不動産投資」を行うことで、少しでも将来の不安を和らげることができれば、より充実した生活が送れるかもしれません。

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